論評 | LAZO.FC vs テクテクキッカーズ | ソサイチ関東リーグ1部 第2節

試合結果

LAZO.FC 8-4 テクテクキッカーズ

考察

テクテクキッカーズがカウンターを主とした戦術をのみを用いることに対し、LAZO.FCは攻撃のバリエーションが豊富でした。また、カウンターに対して優位性をもつサイド攻撃を繰り出すことができ、試合を優位に進めることができたと考えます。

LAZO.FCは、攻撃については今のままでよいと思いますが、守備については以下の改善点が考えられました。
・縦に早い攻撃への対処が遅れることがある
→改善案：GKの飛び出しで裏のスペースを埋めたり、相手の素早いスピードを殺すためのセーフティーファールを駆使する
・GKを含めたビルドアップを狙われることがある
→改善案：前プレ回避のアクセントとして時にはGKがロングフィードしたり、状況によっては安全優先でのクリアをする

総括（サッカーの醍醐味）

LAZO.FCは3つの攻撃パターンをバランスよく実行できるため、どんな相手に対しても優位性をもつことができました。ただ、個々の実力が格下な相手だったとしても、カウンターを極めた相手と対戦した場合に、足元を救われてしまう危険性があります。ジャイアントキリングがおきやすいのがサッカーの醍醐味ですが、考察に記載した改善案を参考に、そうならないように注意して欲しいです。

おまけ　個別の得点シーン分析

04分　LAZO.FC 0-[1] テクテクキッカーズ
自陣からのロングパスを、ポストプレーで落とし、シュートに至った。
　分類：意図した崩し
　パターン：カウンター

04分　LAZO.FC [1]-1 テクテクキッカーズ
キックオフからのショートパスでのビルドアップから、中央を経由後、右サイドを崩し、シュートに至った。
　分類：意図した崩し
　パターン：サイド攻撃

07分　LAZO.FC [2]-1 テクテクキッカーズ
自陣からのショートパスでのビルドアップから、中央を経由後、右サイドを崩し、シュートに至った。
　分類：意図した崩し
　パターン：サイド攻撃

10分　LAZO.FC 2-[2] テクテクキッカーズ
自陣で相手の前プレスを回避した後のスピードにのったドリブルの持ち上がりから、左サイドを崩し、シュートに至った。
　分類：意図した崩し
　パターン：サイド攻撃

12分　LAZO.FC [3]-2 テクテクキッカーズ
自陣からのショートパスでのビルドアップから、中央を崩し、ミドルシュート、こぼれ球に反応しシュートに至った。
　分類：意図した崩し
　パターン：ポゼッション

15分　LAZO.FC [4]-2 テクテクキッカーズ
自陣からのロングパスを、ポストプレーで落とし、シュートに至った。
　分類：意図した崩し
　パターン：カウンター

16分　LAZO.FC [5]-2 テクテクキッカーズ
相手の攻撃シーンの終了を起点とした自陣ゴールスローから、素早くドリブルで持ち上がり、シュートに至った。
　分類：意図した崩し
　パターン：カウンター

19分　LAZO.FC [6]-2 テクテクキッカーズ
自陣からのショートパスでのビルドアップから、中央を経由後、左サイドを崩し、シュートに至った。
　分類：意図した崩し
　パターン：サイド攻撃

33分　LAZO.FC 6-[3] テクテクキッカーズ
相手GKまでに迫る前プレスにより、相手GKのパスミスを誘い、シュートに至った。
　分類：相手のミス
　パターン：なし

36分　LAZO.FC 6-[4] テクテクキッカーズ
相手の攻撃シーンの終了を起点とした自陣ゴールスローから、素早く前方向にパスを送り、シュートに至った。
　分類：意図した崩し
　パターン：カウンター

38分　LAZO.FC [7]-4 テクテクキッカーズ
スローインから、横幅を広く使ったパス回しをきっかけに中央を崩し、シュートに至った。
　分類：意図した崩し
　パターン：ポゼッション

40分　LAZO.FC [8]-4 テクテクキッカーズ
自陣からのショートパスでのビルドアップから、横幅を広く使ったパス回しをきっかけに中央を崩し、シュートに至った。
　分類：意図した崩し
　パターン：ポゼッション